クロワークス/執筆サンプル

Webライター/クロワークス

読んだ人が、自分の話として読める文章を書きます。

ものづくりの現場で10年、営業で5年目。実際に見た場面、交わした言葉、数字を材料に、体験談や共感型コラムを書きます。読み手が知りたい順番に整え、最後まで伝わる形で納品します。

名前
クロワークス
得意
体験談・共感型コラム・仕事/キャリア
対応
記事執筆・リライト・ショート動画台本
返信
原則24時間以内
稼働
週21〜28時間

これまでの納品・検収は3件です。うち体験談記事が2本で、1本に★5の評価をいただきました。商業媒体での執筆実績はまだありません。以下は、いずれも実体験にもとづいて書いた文章です。

執筆サンプル

感情を言い切らず、場面で伝える

長文を最初から読ませるのではなく、テーマと書き出しで選べる構成にしました。各作品は「全文を読む」から開けます。

体験談 1/653字

百枚に一枚

印刷会社での検品を題材にした、品質管理と仕事の進め方についての体験談。

「百枚に一枚、刷り上がりを抜き取ります。」

実体験です・ます調品質管理
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百枚に一枚、刷り上がりを抜き取ります。

機械は止めません。流れているところから一枚だけ引き抜いて、光にかざす。見るのは三つです。色。文字のずれ。汚れ。機械が判定してくれるわけではないので、全部この目で見ます。

なぜ百枚おきなのか。見つかるのが遅れるほど、刷り直す枚数が増えるからです。千枚流してから気づけば、千枚が紙くずになります。

それでも、刷り直しになったことは何度もあります。

一度は色でした。数値の上では合っているのに、お客様が思っていた色と違う。正解があるわけではなく、納得していただけるかどうかで決まる仕事でした。

もう一度は、製本の工程で見つかりました。自分が見ていた範囲には、不良がなかったのです。刷ったあと、断裁して、綴じる。その段階で初めて分かるずれがありました。

自分の目で見える範囲は、思っていたより狭い。

朝八時に出社して、上がるのは二十一時から二十三時のあいだでした。通勤は片道一時間です。その中で、一日に三種類から五種類の仕事を回していました。丁寧に見る時間があったわけではありません。決めた間隔で、決めた三つを見る。それだけを守っていました。

今は営業をしています。刷り上がりを抜き取ることはありませんが、確認の仕方は変わっていません。自分の手を離れたところで何が起きるかまで、見にいく。

そう決めていても、抜けるときは抜けます。先日もお預かりした書類が見当たらなくなり、青くなって探しました。結局は自分の引き出しの中で、別の資料に紛れていただけでした。

百枚に一枚では、足りないこともあります。

体験談 2/926字/★5

伝わらなかった日のこと

現場職から営業へ移った一年目を題材にした、キャリアと伝え方についての体験談。

「あなたが何を言いたいのか、わからない」

実体験★5評価キャリア
全文を読む

「あなたが何を言いたいのか、わからない」

そう言われたのは、営業に移って一年目のことでした。

それまでの十年間は、ものづくりの現場にいました。印刷機を回し、ユニットハウスを組み立てる仕事です。手を動かせば形になる。出来の良し悪しは、自分の目で確かめられました。

営業は違いました。一日じゅう動き回っても、手元に何も残らない日があります。

だから、準備だけはしていたつもりでした。資料を作り、話す順番を紙に書き、先輩に付き合ってもらって練習も重ねました。そのうえで返ってきたのが、あの言葉です。

しばらく、どこを直せばいいのか分かりませんでした。声が小さいのか。説明が足りないのか。もっと丁寧に話すべきなのか。

順番は、考えてはいたのです。ただそれは、自分の都合で組んだものでした。まず自分の話をして、次に商品の話をして、最後にようやく相手の話になる。聞いているほうからすれば、知りたいことがいつまでも出てきません。

そこからは、聞かれる前に答えるつもりで組み替えました。相手が知りたいことを、先に置く。それだけです。

すぐには変わりませんでした。門前払いもありますし、居留守もあります。関係ができていないのだから、当たり前でした。それでも週に一度、月に一度と足を運んでいると、少しずつ話を聞いてもらえるようになります。

不思議なもので、今もお付き合いの続いているお客様は、はじめに冷たかった方ばかりです。

ただ、全部が全部そううまくいくわけではありません。何度うかがっても、ご縁のないままの方もいます。それは今も変わりません。

先日、以前お断りをいただいた方と、地元の店で顔を合わせました。

営業を始めたばかりの頃なら、気づかないふりをして通り過ぎていたと思います。断られたことを、自分を否定されたことのように受け取っていました。

その日は、自然に声が出ました。

「お久しぶりですね。お元気でしたか」

短い立ち話をして、それだけで別れました。契約の話は出ていません。

伝わらなかったのは、言葉が足りなかったからではありませんでした。相手の順番で話していなかった、というだけのことでした。

順番を変えるのに、特別な才能は要りません。要ったのは、断られたあとにまた足を運ぶ時間のほうでした。

文体の書き分け

同じ材料でも、届け方は変えられる

「外で仕事をするための道具」という同じ題材を、想定媒体に合わせて3通りに書き分けました。

A/常体・情景から

硬めのメディア・読み物寄りの媒体に

鞄の中身は、この一年でだいぶ減った。残っているのは充電器を兼ねたモバイルバッテリーと、iPadと、タッチペンだけだ。

バッテリーは、コンセントに挿すだけで本体とバッテリーの両方が充電される。夜に挿しておけば、朝は何も考えずに持ち出せる。出先で残量を気にすることがなくなった。

iPadには資料を入れておく。読みながら直接書き込めるので、紙のノートと同じ感覚で使える。違うのは、あとから検索できることだ。

道具を増やしたわけではない。同じことを二か所でやらなくて済むように、減らしただけだ。

B/敬体・語りかけ

SNS導線のある媒体・距離の近いメディアに

外で過ごす時間が長い方は、鞄の中身をどう決めていますか。

私が持ち歩いているのは、充電器を兼ねたモバイルバッテリーと、iPadと、タッチペンだけです。

バッテリーは、コンセントに挿すだけで本体とバッテリーの両方が充電されます。夜のうちに挿しておけば、朝は何も考えずに持ち出せます。出先で残量を気にすることがなくなりました。

iPadには資料を入れています。読みながら直接書き込めるので、紙のノートと同じ感覚で使えます。違うのは、あとから検索できることです。

道具を増やしたわけではありません。同じことを二か所でやらなくて済むように、減らしただけです。

C/記録型・失敗から

仕事術・習慣化の媒体に

以前は、鞄が重くなる一方でした。紙の資料、ノート、ペン、充電器、モバイルバッテリー。どれも「念のため」で入れていたものです。

やめたのは、両方持つという発想でした。

充電器とバッテリーが一体になったものに替えると、挿すだけで両方たまります。夜に挿しておけば、朝は考えずに持ち出せます。

紙の資料はiPadに移しました。読みながら直接書き込めるので、使い方は紙のときと変わりません。変わったのは、あとから探せることです。

鞄は軽くなりました。ただ、持ち物が減ったぶん、何を持たないかを決める手間は増えています。

納品前の確認

納品前に、自分で見落としを減らす

条件の読み違いと文章の確認漏れを減らすため、自分の執筆工程に合わせた仕組みを作っています。以下はクライアント案件ではなく、自分の仕事を整えるために制作・運用しているツールです。未計測の効果や精度は掲載していません。

自主制作 1

案件整理ツール

応募前に募集条件を読み違えないため、案件情報から文字単価、応募条件、重複、注意点を整理し、確認用のHTML・CSV・案件メモを出力します。

Node.js/Playwright/HTML/CSV
自主制作 2

文章プリフライト

クライアント固有のルールを確認項目へ落とし込み、文字数、文体、語尾、長文、反復、未入力箇所などを納品前に確認します。

JavaScript/ルールベース確認/文章支援ツール

※ 自主制作として確認できる機能のみを掲載しています。外部企業での導入実績や、完全な検出精度を示すものではありません。

ショート動画台本

30秒を、撮れる言葉にする

秒数・映像・テロップ・ナレーションを1カットずつ指定。撮影・編集する方がそのまま動ける形でお渡しします。

00:00 — 00:02/冒頭
「何が
言いたいの?」
実際に言われた言葉です。

「何が言いたいの?」机越しの相手。手元の資料に視線が落ちる。

実際に言われた言葉です話し手の口が止まる。

準備はしていた資料も作りました。話す順番も考えました。

それでも伝わらないそれでも、伝わりませんでした。

足りなかったのは「順番」ペンで紙に「順番」と書く。

① 結論を先に置くひとつ。結論を先に置く。

② 相手の知りたい順に並べる自分が話したい順ではなく、相手が知りたい順に並べる。

③ 一度に一つだけみっつ。一度に伝えるのは、一つだけ。

内容ではなく、順番変えたのは中身ではありません。順番だけです。

保存して、明日ひとつだけ静止画とテロップで締める。

ナレーション約130字/全10カット。冒頭2秒に画面の変化を2回入れ、最後の呼びかけは「保存」ひとつに絞っています。

評価と、書くときに決めていること

うまさより、伝わった根拠を

「当時のつらさが具体的に描かれており、読者も状況や気持ちをイメージしやすい」
納品した体験談記事へのご評価より(★5)
感情を説明しない

見えたもの、言われた言葉、数字で書きます。

行動と結果をつなぐ

何をしたかだけでなく、何につながったかまで書きます。

きれいな話にしない

例外やうまくいかなかった部分も残します。

支援ツールは確認と整理に使う

体験の事実関係と文章の最終判断は、自分で行います。

まずは一本、書かせてください

構成案やレギュレーションに合わせた執筆はもちろん、初稿前のプロット共有、想定読者を変えた書き分けにも対応します。

稼働:週21〜28時間(1日平均3〜4時間)/返信:原則24時間以内/面談:事前調整で平日・土日とも対応可能
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